PSP-2000で実験してみる〜キャッシュ機能編〜
2007-09-15


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※キャッシュ機能については別に記事があります→

我が家にも無事、待望のPSP-2000『CCFF7』付きが届きました。ん、いや、個人的には本体の方がウェイト高いんで(笑
既に方々でレポートが挙げられており、本体もゲームもだいぶ好評の様です。
特に真っ先に評判になっているのは、雑巾絞ってまでSCEがアピールしたかったらしい軽量化なのですが、実は箱から取り出した時、「あれ?思ったよりも軽くなくない?」と思ったのも事実。元々、旧PSPの重量にも不満を感じていなかったので、どうも“重さ”に対しての感覚がおかしいのかな?と思いましたが、いざPSPを両手に構えてみて思いました。

「軽いわ、コレ(笑)」

そりゃ、箱から“摘み出そう”としてるなら重さ感じるわな。実際に両手で持ってみると、旧PSPにあった重量感(まぁ、それがあるのがまたイイ、というのもわかるけど)がなくなっています。特に軽さの実証だなぁ、と思ったのが、UMDが読み込みをしていると、その振動が結構伝わってくる事。旧PSPでは重量でかき消されてたんでしょうけど、PSPは妙に振動を感じますな。

さて、ハード的なレポは方々でやられており、それに追従するのも芸がないので、うちではうちの利用状況に対しての検証をしてみようと思います。というわけで、PSPゲームユーザー的には最大の注目点である「UMDキャッシュ機能」についてと「テレビ出力機能」について検証してみようと思います。それも割りとありきたりですが、うちでの確認項目は以下の通り。

「UMDキャッシュ機能」による『英雄伝説 空の軌跡FC』への効果
「TV出力機能」を利用した場合の、テレビでの表示モードによる差異

こっちでは「キャッシュ機能」についての検証をします。「TV出力機能」についてはこっち


「UMDキャッシュ機能」は既報の通り、UMDからロードしたデータを増強したメモリ上に展開しておき、再読み込みの場合UMDから読み直すのではなく、メモリ上から読み出す様にしてUMDへのアクセスを減らし、且つメモリからの読み出しなので高速化を計れる機能、になります。なので、SCEやメディアは誤解を呼ばない様、しっかり説明をしとくべきだと思ったのだけど、結局メディアですら「あれこれゲームが全体的に早くなる」的雰囲気になってるのはどうなんですかね。
というわけで、効果のあるとこ無いとこをハッキリすべく、『空の軌跡FC』で検証しようと思っていた点は以下の通り。

1.XMB→スタートメニュー表示まで
2.グランセル城二周
3.戦闘開始(接触からコマンド入力可能になるまで)
4.戦闘終了(セピス計算終了後、マップに戻ってサブマップが表示しきるまで)


1番はXMB画面から起動して、ファルコムロゴのスキップなしにスタートメニューを選べるまで。2番は、城の入り口から入って、城内の各部屋を走り回って再び城からでるまでを一周として、これを二周。戦闘関連は、同一ポイントの敵に2回目に接触した場合です。
このうち、効果が見られるのは2番についてくらいでしょう。3、4番はちょとは効果あるのかもしれません。1番は全然影響ないでしょうね。ところが、メディア関係では、どうも一番上だけが考慮されてるんだよなー。

比較対照の旧PSPはFW3.52の物です。
で、それぞれ実際の測定結果。

1.XMB→スタートメニュー表示まで
PSP-1000 40.31秒
PSP-2000 39.01秒

2.グランセル城二周
PSP-1000 516.64秒
PSP-2000 406.36秒

3.戦闘開始(接触からコマンド入力可能になるまで)
PSP-1000 11.14秒
PSP-2000 9.37秒

4.戦闘終了(セピス計算終了後、マップに戻ってサブマップが表示しきるまで)
PSP-1000 7.23秒

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